コロナ禍で海外に行けない今だから、ワインで世界を巡りましょう♬
11月の第3木曜日といえば♪そうです!『ボジョレーヌーボー』解禁日ですね!
そこで今月は、フランス三大ワイン銘醸地の1つブルゴーニュ地方の最南端に位置するボジョレー地区にご案内いたします。
そのボジョレー地区で、私がぜひ訪れてみたい村が「ワン Oingt」です。『フランスで最も美しい村』にも登録されていて、別名「黄金の石の村(Pierres Dorées)」とも呼ばれています。
フランス語で「オア」と呼ばれるこの村は、フランス第2の都市リヨンから車で約40分の小高い丘の上にあり、村中の家々が黄金色の石で建てられているそうです。お家の壁も外壁も、すべてこの土地で採れる黄金色の石でできています。丘の斜面から見下ろすぶどう畑の景色は、まるで絵はがきのような美しさ。
そんな景色を眺めながら、今年の新酒『ボジョレー・ヌーボー』で乾杯したいですね!
Lou Dumont Beaujolais Nouveau2020
ルー・デュモン ボジョレー・ヌーボー 2020
仲田晃司さんが造るボジョレー・ヌーボー。
仲田さんは、大学生時代にアルバイト先のフレンチレストランでワインに出会い、「いつか自分の手でワインを造ってみたい」という夢を抱き、1995年に単身渡仏。フランス語の勉強をしながら各地の醸造家の門を叩いて修行を重ね、2000年7月7日に念願であったワイナリー『ルー・デュモン』を設立しました。
「天・地・人」を信念として掲げ、天候などの[自然条件]、葡萄を栽培する[土地]、ワイン造りに関わる[人]。どれ一つ欠くことのできない伝統的なワイン造りを模範として、とても基本に忠実なワイン造りをしています。
そして彼は、日本人初のボジョレー・ヌーボー製造への挑戦を決意し、2006年ついにリリース。各メディアから注目された彼のボジョレー・ヌーボーは、通常のフレッシュさが特徴のボジョレー・ヌーボーとは全く異なり、飲みごたえのある濃厚な渋みと上品な酸味を兼ね備えていました。まるで高級ワインのような味わいも感じられ、多くのワインファンを魅了しました。
そんな彼のワンランクもツーランクも上のボジョレー・ヌーボー、今年はどんな味に仕上がっているのでしょうか?
【インポーターコメント】
ルー・デュモンのボージョレ・ヌーヴォー、15年目のリリースです。
畑は「Saint Vérand」村近郊の、樹齢約70~95年の計10の古樹単一区画群より。 「ガメイ(ボジョレーのぶどう品種)は、完熟させてはじめて、その真価を発揮します。そのためにはどうしてもヴィエイユ・ヴィーニュ(古木)でなければなりません。」が仲田さんの信念。しかも標高が400mととりわけ高く、「熟成ゆっくり進みます。開花日から予想される今年の収穫開始時期は8月20日頃ですが、僕はさらに10日間程度、ぶどうの完熟を待つつもりです。」
「今後の天候次第ではありますが、このままいけば僕がヌーヴォーを造ってきた15ヴィンテージの中で、最高品質のワインになると思います!」
私も今まで出会ったことのないボジョレー・ヌーボー、とっても楽しみです♪