ワインで世界を巡りましょう♬
今年2月にフランス・ルーデュモンのオレンジワインをご紹介しましたが、今月はそのオレンジワインの発祥地、ジョージアのカヘティ地方にご案内いたします。
ジョージアは、古来シルクロードの要所として栄えた東欧の南コーカサス地方に位置する国で、北はロシア、南はトルコとアルメニア、東はアゼルヴァイジャン、西は黒海と接しています。
主要なワイン生産地カへティは、8000年というワイン造りの長い歴史があり、考古学者はカヘティ地方をワイン発祥の地としています。
しかしカヘティが有名なのは、ワイン文化だけではありません!
今大注目の人気都市が『シグナギ』です。
シグナギは、『天空の町』と呼ばれている標高800mの丘の町です。
ジョージアワイン生産の中心に位置し、その美しい風景、木彫りのバルコニーの家々、中世からの狭い石畳の通りなど、観光地としてとても人気があるジョージアで最も小さな町の1つです。
丘の上にあるシグナギは広大なアラザニ渓谷を見渡し、コーカサス山脈を遠くに望めます。また、『ジョージアの万里の長城』と呼ばれる約5kmの城壁に囲まれていて、一部登ることができます。
石畳の旧市街は坂道が多く、レンガ色屋根が並んだ町並みは、まさにかわいいヨーロッパの田舎町という雰囲気ですね♪
シグナギから2km離れた場所にある聖ボドベ修道院には、4世紀ジョージアでキリスト教を布教した聖ニノが埋葬されていて、聖ニノ巡礼の聖地としても有名です。
ホテルやカフェやレストランなどお気に入りの場所をたくさん見つけて、カヘティ地方のワインを楽しみたいですね!
冬の時期、雪化粧されたシグナギの町は幻想的で、どの季節に訪れても楽しめる観光スポットとなっています。
まもなく関東も梅雨時入りでしょうか?
6月は、そんな鬱陶しさを吹き飛ばすオレンジワインのご紹介です。
カヘティの名門「Giuaani(ギウアーニ)」のnewヴィンテージが届きました。
『イベリコ豚のローストスモーク風味』にピッタリの1本です。
どうぞマリアージュをお楽しみください!